前回の記事では、XMのリアル口座開設方法および口座有効化手順について説明しました。
この記事では、リアル口座有効化後のMT4/MT5導入手順および、MT/MT5のどちらを選んだら良いのかについて説明します。
なお、デモ口座でも同様にMT4/MT5の導入が必要です。
MT4/MT5の導入方法、選び方
MT4/MT5とは、XMの取引プラットフォームです。
取引プラットフォームの選択
まずは、以下のリンクからXMのMT4/MT4のダウンロード画面に行けます。
すると、以下の取引プラットフォームが一覧で表示されます。
MetaTrader 4(MT4)
- PC対応MT4
- Mac対応MT4
- MT4 WebTrader
- Android対応MT4
- Androidタブレット対応MT4
MetaTrader 5(MT5)
- iPhone対応XMTradingアプリ
- Android対応XMTradingアプリ
- PC対応MT5
- Mac対応MT5
- MT5 WebTrader
- Android対応MT5
- Androidタブレット対応MT5
MT4は、以下の通りの説明です。
取引の執行力を考慮したMT4プラットフォームをはじめに提供したのはXMTradingです。リクオートなし、約定拒否なし、1:1 から1000:1までの柔軟なレバレッジを利用してMT4で取引しましょう。
要するに、取引が安定して可能で、レバレッジが1,000倍まで可能ですよ、ということです。これは、MT4の特徴というよりは、XMTradingの特徴ですね。
MetaTrader 5
一方のMT5は以下の説明になります。
XMTrading MT5は、 XMTrading MT4に備わっていた全ての先駆的機能を備えており、プロのユーザーを念頭に置いた理想的なマルチアセットプラットフォームとなっています。1つのプラットフォームから、約定拒否・リクオートなしの方針および1倍から1000:1倍の柔軟なレバレッジを用いて、FX、ゴールド、原油、株価指数をお取引いただけます。
これだけ読むと、MT4 < MT5と感じますね。実際、あらゆる面でMT5の方が優れていたり、使いやすいことが多いです。ただし、一部のユーザーにとってはMT4を選んだ方が良いケースがあるので、そのあたりを少し解説します。
MT5よりもMT4を選んだ方が良いパターン
いくつかのパターンに分けてご説明します。
MT4対応のEAを使いたい方
EA(エキスパートアドバイザー)というのは、FXの自動売買ツールですが、MT4対応のものとMT5対応のものがあります。MT4対応のものはMT4にしか使えませんし、MT5対応のものはMT5にしか使えません。
巷では、(特にEA開発者側で)未だにMT4の人気も高く、無料配布されているEAや有料で購入するEAの中にはMT4対応のものも多いかと思います。その場合は、MT4を選びましょう。
マイクロ口座で少額取引を行いたい方
こちらは、意識していないとなかなか気付かない方もいるかもしれませんが、MT4とMT5でマイクロ口座の最小取引サイズ(ロット数)が異なります。
最小取引サイズは、MT4の場合は0.01ロットで、MT5の場合は0.1ロットです。
これはある程度の資金で取引を行う方にとってはあまり影響ないのですが、少額資金、特に1万〜数万円の資金で海外FXの高レバレッジを活用して資金を増やそうとしている方にとっては重要です。
例えば、導入しようとしているEAの推奨証拠金が、スタンダード口座の0.01ロットで100万円だったとします。その場合、MT4のマイクロ口座の場合は、100分の1の資金の1万円から運用が可能ですが、MT5のマイクロ口座の場合は、10分の1の資金の10万円からしか運用ができません。
したがって、より少額資金で運用可能なマイクロ口座を活用したいという方はMT4を選ぶと良いでしょう。
KIWAMI極口座のデモ口座を使いたい方
XMのKIWAMI極口座は、スタンダード口座と比較して、入金ボーナスがないということさえ除けば、
- スプレッドが狭い
- 取引手数料もかからない
- スワップ手数料もかからない
- レバレッジはスタンダード口座と同様に1,000倍まで可能
とメリットが多いです。
ただしこのKIWAMI極口座のデモ口座はMT4でしか開設できません。( MT5では開設できません。)
指示に従って必要な情報を入力していきます。
リアル口座であれば、MT5でもKIWAMI極口座の開設は可能です。
したがって、KIWAMI極口座のデモ口座を開設したいという方も、MT4を選ぶのが良いでしょう。
MT5を選んだ方が良いパターン
上記のようなMT4を選ぶ理由がない方は、基本的にはMT5を選んだ方が良いかと思います。利点は上げるとキリがないかもしれませんが、主なものは以下です。
- チャートが視覚的に見やすい
- MT5上でバックテストが行いやすい
- XMTradingアプリが使える
- Python API (PythonとMT5の連携機能)が使える
PythonとMT5の連携については、以下の記事で詳しく紹介しています。是非ご覧ください。
EAの導入、使い方
MT4やMT5を導入したら、いよいよ実際の取引です。EAを試してみたい方、導入する方法については以下の記事をご覧ください。